IPOに申し込むために必要なお金は、銘柄によって2万円台から40万円近くまでと、かなり幅があります。
「いくらから」の答えを一言でいうと、5万〜10万円あれば、多くのIPOに参加できます。さらに言えば、後で説明する「前受金が不要な証券会社」を使えば、申し込む時点では0円でも参加できます。
「まとまった資金がないとIPOはできない」と思われがちですが、実際はそうではありません。
このサイトに掲載している直近のIPO(22銘柄)で見ると、実際の必要資金はこうなっています。
| 金額 | |
|---|---|
| いちばん安かった銘柄 | 約2.3万円 |
| いちばん高かった銘柄 | 約39万円 |
| 真ん中あたり(中央値) | 約10.8万円 |
10万円以下で申し込める銘柄が、全体のおよそ半分(22銘柄中10銘柄)ありました。
安い銘柄の例を挙げると、次のようなものです。
つまり「数万円しか用意できない」という人でも、参加できるIPOは毎月のように出てきます。今どの銘柄がいくらで申し込めるかは、IPO一覧で確認できます。
いちばん効果が大きいのがこれです。
多くの証券会社では、申し込む時点で購入代金ぶんのお金が口座に必要です。しかし前受金が不要な証券会社なら、口座残高が0円でも抽選に申し込めます。お金を用意するのは、当選してからでかまいません。
つまり「当たるかどうか分からないのに、先に10万円を用意する」必要がないということです。抽選に外れれば、お金は1円も動きません。
前受金が不要な証券会社は限られています。どこがそうなのかは、証券会社比較ページの「💰前受金不要」の印で確認できます。
IPO一覧では、各銘柄の必要資金を表示しています。無理のない金額の銘柄を選んで申し込むだけでも、十分にIPOを始められます。
前述のとおり、2万円台から参加できる銘柄も実際にあります。
前受金が必要な証券会社では、申込中はそのお金が「拘束」され、他の銘柄には使えません。10万円しか持っていない場合、同時に申し込めるのは1銘柄だけです。
一方、前受金不要の証券会社なら同じ資金で複数の銘柄に申し込めます。申込機会が増えれば、その分だけ当選のチャンスも増えます。資金が少ない人ほど、この差は大きく効いてきます。
抽選に当たった場合は、購入代金の全額が必要です。公開価格1,000円の銘柄に当選したら、10万円を期限までに入金します。
ここで注意したいのは、当選しても購入手続きをしなければ権利が消えることです。さらに証券会社によっては、購入を辞退すると一定期間IPOの抽選に参加できなくなるペナルティがあります。
「当たったら買う」つもりのない金額の銘柄には、申し込まないのが基本です。
IPOの申込・抽選・購入の手数料は、多くの証券会社で0円です。当選して株を買うときも、公開価格ぶんのお金以外にかかりません。
費用がかかるのは、上場後に株を売るときの売却手数料です。これも金額は小さく、NISA口座なら無料になる証券会社もあります。
つまり「申し込むだけならタダ」なので、外れても損はしません。
IPOの始め方を最初から知りたい方は、初心者ガイドをどうぞ。証券会社の選び方を詳しく知りたい方は、IPO用の証券会社の選び方が参考になります。
いま申し込める銘柄と必要資金は、IPO一覧で確認できます。
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