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公開価格

公開価格とは、IPOで上場する前にあらかじめ決められる株式の販売価格です。投資家はこの価格でIPOに申し込み、当選すればこの価格で株式を購入できます。上場後に市場でつく価格(初値)と比較されることが多く、初値が公開価格を上回ると利益が出たことになります。

どうやって決まるか

まず企業と主幹事証券が「1株1,400〜1,600円」のような仮条件を示し、投資家がいくらで何株ほしいかを申告するブックビルディングを行います。その需要の集まり方を見て、仮条件の範囲内で公開価格が決まります。人気の銘柄では上限で決まることが多く、申込に必要な資金を見積もるときは上限で計算しておくと安心です。

公開価格が決まるのは申込期間が終わった翌営業日ごろで、同じ日か翌日に抽選結果が出ます。

初値との関係

公開価格は「確実に売り切れる値段」として決まるため、人気の高さがそのまま反映されるわけではありません。買いたい人の多さは上場日の初値に表れます。2025年に上場した65社では、初値が公開価格を上回った銘柄が82%、騰落率の中央値は+27.5%でした。逆に公開価格を下回る「公開価格割れ」も10社ありました。

必要な資金は「公開価格×100株」で、2025年は最も安い銘柄で約2.1万円、中央値で13万円でした。公開価格と初値の関係は、IPOで利益が出る仕組み|~初値売りとは~でくわしく解説しています。