ブックビルディングとは、IPOの公開価格を決めるために、投資家がどのくらいの価格で何株買いたいかを事前に調査する仕組みです。この調査結果をもとに、企業と証券会社が最終的な公開価格を決定します。個人投資家にとっては、この期間中に「申込」を行うのが実質的な手続きになります。
ブックビルディング期間(申込期間)は、仮条件が決まった数日後に始まり、5営業日前後で終わります。たとえば「10月16日(金)〜10月22日(木)」のような形です。この期間を過ぎると、その銘柄には参加できません。承認から申込開始までは2〜3週間あるので、承認の時点でカレンダーに入れておくと逃しません。
証券会社のIPO画面で、株数(通常は100株)と申込価格を入力します。申込価格は仮条件の範囲内で選びますが、公開価格は上限で決まることが多いため、上限より低い価格で申し込むと抽選の対象から外れます。初心者は「上限価格」か「成行」を選ぶのが基本です。申込自体に費用はかからず、外れてもお金は減りません。
申込時点でお金を入れておく必要があるか(前受金)、1人何票で抽選するか(完全平等抽選か資金比例抽選か)は証券会社ごとに違います。複数の証券会社から同じ銘柄に申し込むこともでき、口座の数だけ抽選のチャンスが増えます。
いつ申し込めばよいかは、IPOはいつ申し込むべきか|タイミングを逃さない!で解説しています。