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個人宅や月極の空きスペースを、アプリから15分単位で貸し借りできる駐車場マーケットプレイス「アキッパ」を運営する会社です。
ドライバーが支払う駐車料金やサービス料がそのまま売上高になり、そこから手数料を差し引いた分をスペースの持ち主(オーナー)へ支払う仕組みです。駐車場そのものは保有せず、貸したい人と停めたい人をつなぐ場を提供するだけなので、精算機やゲートへの設備投資が要りません。2025年12月末で累計の会員数は500万人を超え、2025年12月の月間平均で全国5万5,000台以上の駐車場が掲載されています。取扱高に対して同社が受け取る手数料の割合(テイクレート)は原則53.7%です(2026年6月末時点)。
会社は、オーナー自身がアプリから登録できる「オーナーモード」と、自社の営業・提携代理店による開拓の両輪で掲載駐車場を増やし、定額利用など使い方の幅を広げる方針を掲げています。今回のIPOで調達する資金(差引手取概算額1億6,928万円)は、全額をエンジニアなど開発人材の人件費と外部の専門人材への業務委託費に3年かけて充てる計画です。
仮条件: 540円〜570円
予想レンジ
700円〜900円
仮条件が540円〜570円に決まりました。想定発行価格の540円が下限、上限はそこから5.6%高い570円と、やや強気の設定です。買う値段が570円になる前提で予想レンジを600円〜800円から700円〜900円へ引き上げました。吸収金額が約14.5億円と小さく、必要資金も5.7万円と手ごろな点は変わりません。公開価格が決まったら、必要に応じてもう一度見直します。
⤴ 初値の強材料
⤵ 気になる材料
※初値予想は過去の傾向にもとづく参考情報で、実際の初値を保証するものではありません。
内訳: 公募378,000株 / 売出1,833,100株 / OA上限331,600株
💡 吸収金額は、このIPOで市場が受け止めるお金の総額です。小さいほど株が手に入りにくく初値が上がりやすい傾向、大きいほど値動きが落ち着きやすい傾向があります(必ずそうなるわけではありません)。ロックアップは、大株主が上場後すぐに株を売れないようにする約束のことです。
約25,427本
チャンス多め当せん本数の目安(100株=1本として計算)。本数が多いIPOほど、当せんの機会も多くなります。
空いている駐車場や個人宅の空きスペースを、スマホアプリ・Webから15分単位で予約して使える駐車場マーケットプレイス「アキッパ」を運営する会社です。土地や月極駐車場の持ち主が空いている時間だけ貸し出し、ドライバーは事前に場所と時間を予約して決済まで済ませられます。同社は成立した予約の利用料から手数料を受け取る仕組みで、駐車場そのものを保有しないため設備投資が軽いのが特徴です。
2009年2月の設立で、本社は大阪市浪速区難波中。従業員数は61名(2026年7月末・単体)、決算期は12月です。主要株主にはSOMPOホールディングス(29.12%)、代表取締役社長の金谷元気氏(16.91%)、ディー・エヌ・エー(14.47%)が並びます。今回のIPOで調達する資金は、「アキッパ」の競争力強化と顧客基盤の拡大に向けたプロダクト開発費用(開発人材の人件費、外部の専門人材への業務委託費用)に充てる計画です。
まず需給面です。公開される株式2,211,100株のうち、公募は378,000株にとどまり、残る1,833,100株(82.9%)は既存株主が持ち株を売る売出しです。オーバーアロットメント331,600株を加えると、上場時発行済株式数6,262,140株に対して市場に出る割合(オファリング・レシオ)は40.6%に達します。吸収金額そのものは仮条件の上限570円で約14.5億円と小型ですが、発行済株式数に対する放出比率は高い部類に入ります。
上場日にあたる2026年9月18日は、テクノクラフト(622A)・ベルテックス(623A)・かがやきホールディングス(624A)と合わせて4社の上場が重なります。同じ日に複数の銘柄が並ぶと、初値を付けにいく資金が分散しやすくなります。
事業面では、収益性の薄さが挙げられます。2025年12月期の経常利益は2.0億円で、売上高38.2億円に対する経常利益率は5.3%です。駐車場の貸し手を集める費用やドライバーへの集客費用が先に出る構造のため、利用が伸びても利益がすぐに厚くなるとは限りません。また、時間貸し駐車場や予約サービスは競合が多く、料金競争になりやすい市場でもあります。
単体の売上高は2023年12月期26.1億円 → 2024年12月期31.9億円 → 2025年12月期38.2億円と、2年間で約1.5倍に伸びました。当期利益は0.8億円 → 0.4億円 → 2.2億円で、2024年12月期にいったん減ったあと、2025年12月期に大きく回復しています。
直近の2026年12月期中間(2026年1月〜6月)は売上高19.1億円・経常利益1.2億円・当期利益1.0億円で、通期でも前期並み以上のペースです。仮条件の上限570円で計算した上場時の時価総額は約35.7億円、2025年12月期の実績にもとづくPERはおよそ16倍です。配当は実施していません。
※このページの初値予想はあくまで目安であり、将来の結果を保証するものではありません。
2026年9月18日にスタンダード市場へ上場する予定です。
申込(ブックビルディング)期間は2026年9月3日〜2026年9月9日です。抽選日は2026年9月10日です。
想定ベースで100株あたり約57,000円です(公開価格の決定で多少変わることがあります)。
SBI証券・SMBC日興証券・みずほ証券・岩井コスモ証券・マネックス証券などで申し込めます。各社の特徴はこのページの証券会社欄をご覧ください。