IPO(Initial Public Offering)とは、これまで証券取引所に上場していなかった企業が、新たに株式を公開し、誰でも株を売買できるようにすることです。日本語では「新規公開株」「新規上場」と呼ばれます。上場前に決まる「公開価格」で株式を購入し、上場後に市場でつく「初値」で売却することで利益を狙えるため、個人投資家にも人気があります。
個人がIPOに参加する流れは、証券会社の口座から申し込む → 抽選に当たる → 公開価格で買う → 上場日に売る、の4つです。申込に費用はかからず、外れても損はしません。ほしい人が株数よりずっと多いので、ほとんどの証券会社では抽選になります。
2025年に上場した企業は65社(投資法人を除く)で、そのうち53社(82%)は初値が公開価格を上回り、10社は下回りました(2社は公開価格と同値)。100株を初値で売った場合の損益は平均で約+4.9万円です。年によって勝率は上下し、2024年は86社中64社(74%)でした。