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初値 871円
+19.3%公開価格 730円 に対して上回りました
当選して初値で売っていたら(100株)
+14,100円
上場前の情報: 初値871円(公開価格730円比+19.3%)
同じグロース市場の直近のIPO結果
この銘柄の抽選は終了しています。上場後の売買(セカンダリー)は値動きが大きいため、初心者は次のIPOを狙うのが基本です。
いま申し込めるIPOを見る →工場の古い屋根を樹脂の吹き付けで補修する「SOSEI」と、レーザーで橋や鉄塔のサビを落とす装置「CoolLaser」を手がける、インフラ補修の会社です。
工場や倉庫の傷んだスレート屋根に特殊な樹脂を吹き付けて補強・断熱する工事「SOSEI」と、高出力レーザーで橋や鉄塔のサビ・古い塗膜を剥がす装置「CoolLaser」の2本柱です。SOSEIは建物の持ち主や建設会社から工事を請け負い、吹き付け作業は協力会社に任せています。CoolLaserは装置を工事会社や建機レンタル会社に販売し、保守・消耗品の売上も得ています。2026年3月期の売上高31.3億円のうち、SOSEIが17.8億円、CoolLaserが13.5億円です。
上場前は赤字が続いていましたが、2024年9月にCoolLaserの初の市販モデルの納品が始まり、納品台数は2025年3月期の4台から2026年3月期は12台に増えました。2025年3月期に黒字へ転換し、2026年3月期は売上高31.3億円(前期比54.7%増)・当期純利益5.5億円でした。2027年3月期は売上高40.0億円(27.7%増)・当期純利益6.5億円(18.9%増)の会社予想で、2026年2月には中東地域から初の海外受注も得ています。
初値871円(公開価格730円比+19.3%)
内訳: 公募1,000,000株 / 売出2,700,000株 / OA上限555,000株
💡 吸収金額は、このIPOで市場が受け止めるお金の総額です。小さいほど株が手に入りにくく初値が上がりやすい傾向、大きいほど値動きが落ち着きやすい傾向があります(必ずそうなるわけではありません)。ロックアップは、大株主が上場後すぐに株を売れないようにする約束のことです。 オファリングレシオは発行済株式のうちIPOで売り出される割合で、低いほど市場に出る株が少なく初値が上がりやすい傾向があります。
老朽化した建物やインフラを「壊さずに直す」技術を持つ会社です。柱は2つあります。ひとつは「SOSEI」で、工場や倉庫の傷んだスレート屋根に特殊な3層の樹脂を吹き付け、補強と断熱をまとめて行う施工サービスです。自動車や電機メーカーの工場が主な取引先で、一度導入した顧客が別の建物でも使う流れができています。
もうひとつが「CoolLaser」で、高出力のレーザーを当てて橋や鉄塔のサビや古い塗膜を剥がす技術です。装置の製造・販売を中心に、保守・消耗品の販売や試験的な施工も手がけます(施工そのものは、装置を買った全国の工事会社に担ってもらう方針です)。人手に頼っていた作業を機械に置き換える方向の技術で、老朽化したインフラの維持管理という長期の需要を狙っています。
設立は1996年3月、本社は静岡県富士市、従業員は39名(2025年1月末)です。
公開価格730円に対し、初値は871円(+19.3%)となりました。仮条件は700円〜730円で、公開価格は上限で決まっています。公開価格ベースの吸収金額は約31億円、時価総額は約95億円でした。
100株あたりの必要資金が7万3,000円と手が届きやすく、幹事にSMBC日興証券・SBI証券・マネックス証券・松井証券などネットから申し込める会社が並んでいた銘柄です。ただし主幹事のSMBC日興証券が引受の94%を占めており、他社の枠は限られていました。
上場前の3期はいずれも当期赤字で、黒字が定着する前の段階での上場でした。上場時点では、CoolLaserは今後も研究開発と設備の投資が続く見込みで、そのぶん利益が出にくい期間が続く可能性がありました(その後、CoolLaser事業は2026年3月期にセグメント黒字へ転換しています)。
需給面では、公開された株式3,700,000株のうち売出しが2,700,000株と73%を占め、既存株主が持ち株を放出する色合いの強い構成でした。オーバーアロットメントを含めて市場に出る株数は上場時発行済株式数の約33%です。主要株主には180日間のロックアップが付いていましたが、上位株主のうち一部のベンチャーキャピタルは対象外で、上場直後から売却できる状態でした。
事業面では、施工を担う人員を確保できるかが成長の制約になります。建設業界全体で人手が足りない状況が続いており、受注があっても施工が追いつかなければ売上に変えられません。配当の実績はありませんでした。
グラフは2024年3月期〜2026年3月期の3期で、売上高は11.0億円 → 20.3億円 → 31.3億円、当期純利益は-1.6億円 → 3.2億円 → 5.5億円と推移しました。グラフの「利益」は当期純利益です。
上場前の売上高は2022年3月期10.5億円 → 2023年3月期11.2億円 → 2024年3月期11.0億円と11億円前後で足踏みし、当期利益は-9.0億円 → -1.2億円 → -1.6億円と3期とも赤字でした。流れが変わったのは上場した2025年3月期で、SOSEIが工場の大型改修案件で売上を伸ばし(16.0億円、前期比51.4%増)、2024年9月に納品が始まったCoolLaserの市販モデルも4台売れて、売上高は20.3億円(84.9%増)、営業利益は3.0億円と黒字に転換しました。なお、この期の当期純利益3.2億円は、税金費用の調整(繰延税金資産の計上)によって経常利益2.6億円を上回っています。
2026年3月期はCoolLaserの納品が12台に増え、CoolLaser事業の売上高は13.5億円(219.3%増)、セグメント利益は2.5億円と黒字に転換しました。全社の売上高は31.3億円(54.7%増)、営業利益は6.3億円(108.8%増)です。2027年3月期の会社予想は売上高40.0億円(27.7%増)・当期純利益6.5億円(18.9%増)ですが、上期(4〜9月)は営業利益30.8%減の予想で、大口案件の時期によって四半期ごとの数字が大きく振れる点には注意が必要です。
※過去の上場結果であり、将来の結果を保証するものではありません。
2025年3月28日にグロース市場へ上場しました。
公開価格は730円で、最低単元の100株では73,000円でした。
SMBC日興証券・大和証券・みずほ証券・SBI証券・マネックス証券などが幹事(取扱)でした。各社の特徴はこのページの証券会社欄をご覧ください。
公開価格730円に対し、初値は871円(+19.3%)でした。