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テクニカル上場

テクニカル上場とは、すでに上場している会社が持株会社に移行したり、合併・株式移転をしたりしたときに、新しくできた会社が代わりに上場することです。組織の形が変わっただけで、事業も株主も実質的には変わりません。

既存の株主が持っている株が新会社の株に置き換わるだけなので、新しく株を売り出す手続き(公募・売出し)がありません

個人は申し込めません

通常のIPOでは、公募・売出しの株を抽選で配るため、私たちが申し込むことができます。テクニカル上場にはその配る株がないので、証券会社に抽選の受付そのものが出ません

初値も付きません。公開価格が存在しないため、上場日の取引は、元の会社の株価をもとにした「基準価格」から始まります。

見分け方

1. JPXの新規上場一覧で、社名の後ろに「*」が付いている

日本取引所グループ(JPX)が公表している新規上場会社の一覧では、テクニカル上場の銘柄には社名の後ろに「*」(アスタリスク)が付きます。ここが最も確実な目印です。

2. 「◯◯ホールディングス」「◯◯グループ」への社名変更をともなうことが多い

持株会社化にともなう上場が多いため、既存の上場企業とよく似た名前の会社が、突然「新規上場」として並びます。2026年9月には、ASNOVA Companies(640A)・NOK Group(641A)・キューデンホールディングス(642A)の3社がこの形で新規上場の一覧に載りました。

3. 申込期間や仮条件が載っていない

IPOの情報サイトや証券会社のIPO画面で、仮条件や申込期間の欄が空のままなら、テクニカル上場の可能性があります。

当サイトでは掲載していません

当サイトは「申し込めるIPO」を対象にしているため、テクニカル上場は掲載していません。同じ理由で投資法人のIPOも扱っていません。

新規上場の一覧に見慣れない社名が増えた日でも、「申し込めるものだけが載っている」状態を保つための方針です。テクニカル上場は、上場している会社の組織再編のニュースとして受け取ってください。