2024年に上場したIPOの初値を、勝率・騰落率・市場別・規模別で読み解きます
上場した銘柄
86社
投資法人・TOKYO PRO Marketを除く
初値が公開価格を上回った割合
74%
64社 / 86社
騰落率の平均
+30.9%
公開価格に対する初値
騰落率の中央値
+26.5%
真ん中の銘柄の値。極端な銘柄の影響を受けにくい
100株あたりの平均損益
+43,787円
初値で売った場合。公募割れも含めた平均
※過去の実績であり、将来の結果を保証するものではありません。初値は需給や地合いで大きく変わり、公開価格を下回って取引が始まる銘柄もあります。
2024年は86社が上場し、そのうち64社(74%)が公開価格より高い初値を付けました。騰落率は平均+30.9%、中央値+26.5%で、100株を初値で売った場合の損益は平均+43,787円でした(公募割れした銘柄も含めた数字です)。
市場別ではグロース(64社)の勝率が83%でいちばん高く、平均騰落率は+38.4%でした。市場ごとの差は年によって入れ替わるので、「この市場なら安心」とは言えません。
規模で見ると、吸収金額が小さい銘柄(5億円未満・5社)の勝率は60%、大きい銘柄(100億円以上・11社)は55%でした。吸収金額が小さいほど初値が付きやすいと言われる経験則を、この年の数字で確かめられます。
勝率が高い年でも、公募割れ(初値が公開価格を下回った銘柄)は19社ありました。下の「初値が公開価格を下回った銘柄」も合わせて見てください。
棒の高さは上場数。数字は月ごとの平均騰落率
社数の多い順。勝率は初値が公開価格を上回った割合
| 社数 | 勝率 | 平均 | 中央値 | 100株の平均損益 | |
|---|---|---|---|---|---|
| グロース | 64社 | 83% | +38.4% | +31.2% | +54,414円 |
| スタンダード | 13社 | 62% | +12.6% | +10.7% | +19,515円 |
| プライム | 4社 | 50% | +13.9% | +12.0% | +19,200円 |
| 名証ネクスト | 2社 | 50% | +0.5% | +0.5% | −6,800円 |
| 福証Q-Board | 2社 | 0% | -8.0% | -8.0% | −10,850円 |
| 札証アンビシャス | 1社 | 0% | -7.3% | -7.3% | −12,000円 |
需給データのある86社 / 86社で集計
| 社数 | 勝率 | 平均 | 中央値 | 100株の平均損益 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 5億円未満 | 5社 | 60% | +39.5% | +9.1% | +42,700円 |
| 5〜10億円 | 18社 | 89% | +46.5% | +32.4% | +68,644円 |
| 10〜30億円 | 33社 | 85% | +37.1% | +33.4% | +51,388円 |
| 30〜100億円 | 19社 | 58% | +9.7% | +1.4% | +20,474円 |
| 100億円以上 | 11社 | 55% | +19.6% | +25.0% | +21,073円 |
申込時に必要だった金額の帯ごと
| 社数 | 勝率 | 平均 | 中央値 | 100株の平均損益 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 5万円未満 | 12社 | 75% | +40.0% | +45.6% | +14,942円 |
| 5〜10万円 | 16社 | 94% | +29.5% | +29.0% | +24,988円 |
| 10〜20万円 | 42社 | 71% | +31.7% | +27.1% | +49,010円 |
| 20万円以上 | 16社 | 63% | +23.4% | +12.1% | +70,513円 |